日本の自動車税、そろそろ見直ししない?

日本の自動車税、そろそろ見直ししない?
昔々、現在のように車普及していない時代に、道路の整備を目的に創られたのが「道路特定財源」です。
まだまだ整備されていなかった日本国内の道路を整備するために、道路を一番よく使うであろう自動車ユーザーがその道路整備のお金を負担しましょう!ということで制定されました。所謂「受益者負担」というヤツですね。もうこれはごもっともなハナシです。確かに自動車ユーザーが一番多く道路を使う(走行する)わけですからね。
んでもって、その税率も暫定的に高くすることにしたんですね。あまりにも日本の道路がボコボコで、高速道路や幹線道路も全然整備されてなかったから、早急に整備しないと車の普及に追いつかなかったんです。←急いで道路を造らなきゃならなかったから、一時的に税率を高くして道路整備のお金を調達したんですね。わかります。

が、だがしかし!
その暫定税率がっ!
期限が来るたび「もうちょっとこのままで!」「もうちょっとこの税率でなんとかお願い!」と、ダラダラ期限が延ばされ、暫定と言いながら30年以上も高い税率が継続されてきました!
どこが暫定だよっ!
でもって、そのあげく、「暫定税率って言うといつかはやめなきゃならないから、もう開き直って一般財源化しちゃえ!」ということで、自動車税は何にでも使える一般財源にされちゃったんですよ。
はぁ?
受益者負担ってハナシはどこ行ったんだよ!

中古車査定NEWS

車は贅沢品だよね~

昔は車は贅沢品でした。たとえば昭和30年に発売されたクラウンは98万円。その当時の大学新卒の初任給が約13,000円ですから、今の金額に換算すると、約1,500万円ですよ。1,500万円の車って言ったら、今だったら、現行メルセデスベンツのほとんどのクラス、ほとんどのグレードが買えちゃいますからね、GクラスやSクラスだって買えちゃう。そんな金額の車、庶民には絶対に手が出ない贅沢品だったわけです。
BENZ S Class
また、あのてんとう虫とよばれたスバル360だって当時の価格が365,000円。今の金額に換算すると約573万円!現在だとレクサスISがそれくらいの値段ですからね、やっぱり昔は車はかなりの贅沢品だったんですよ。ですから、「車を持つことができる=高い税金を払う能力がある」と言う話も納得できると思うのです。
ですが、既に車が生活の隅々まで普及し、もはや車が贅沢品とは言えなくなり、車が無ければ生活に支障をきたすような地方に住んでいる人も車が贅沢品として認識されていた時代の高い税金を払わなければならないなんて変じゃないですか?
また、電車や地下鉄、バスなどが整備されて車を持つ必要のない都会に住んでいる人は自動車税を払う必要がありませんが、生活のために自動車を持たなければならない人は自動車税を払わなければなりません。
これ、何かおかしくないですか?

本来の自動車税率と上乗せされた税率

本来の税率 現行(上乗せされた)税率
1 消費税 8% 8%
2 自動車取得税 3% 5%
3 自動車重量税

2,500円/0.5トン

5,000円/0.5トン
4 消費税 8% 8%
5 揮発油税 24.3円/リットル 48.6円/リットル
6 地方揮発油税 4.4円/リットル 5.2円/リットル
7 軽油取引税 15円/リットル 32.1円/リットル
8 石油ガス税 17.5円/kg 17.5円/kg

上の表を見ると、もう笑っちゃいますよ、だって本来の税率と比べて約2倍の税金をかけられてるんですよ、自動車税って。
2倍ですよ、にばい!
「でも、他の国だってお高いんでしょう?」と思ったアナタ!
日本の自動車税はイギリスの約2.4倍、ドイツの約3倍、フランスの約16倍、そして!アメリカの約49倍!ですよ!
アメリカは州によって税率が異なるので、一概に49倍!と言ないのですが・・・

でもですね、やっぱり高いよ日本の自動車税

これから電気自動車なんかが普及して自動車を取り巻く環境が大きく変わっていく時代に突入しています。
これを機に、自動車税も見直しが行われると良いのですが。