中古車販売店に勤める元同僚と飲んだときのハナシ

中古車販売店に勤める元同僚と飲んだときのハナシ
もう、かれこれ20年くらい前の話ですが、私はカーディーラーに勤務していました。
先日、そのカーディーラー時代の同僚と久々に会ったのですが、その時に中古車にまつわる色々な面白い話を聞いたので、ちょっとご紹介したいと思います。
彼と私は歳が同じですが、彼は新卒でカーディーラーに就職し、私は中途で入りましたから、入った当時は彼を先輩として見ていました。
彼は高校時代に甲子園で戦ったことがあり、お父さんは元プロ野球選手という根っからの体育会系でしたが、物静かで人当たりが良く、皆から慕われるような存在でした。

私は全くの文化系ですが、私も彼もミリオタ(ミリタリーオタク)だった事で意気投合し、それからは家族ぐるみの付き合いでしたが、彼がディーラーを辞めて他県の会社で勤めることになったため、それからはあまり会えなくなりました。
私もディーラーを退職し、他県の中古車オークション会社で働くようになり、ますます疎遠になってしまいました。
そして数年前に彼はまた地元へ帰り、現在では中古車販売店に勤務しています。
私も同じく数年前に地元へ帰ってきていましたが、中々連絡を取る機会が無かったのですが、今回久々に連絡が付いたので、以前よく飲みに行った居酒屋で久々に会ってきました。

彼は中古車販売店に勤務して5年ほどになるそうです。その中古車販売店は、メーカー系の中古車販売店以外では、この辺で一番大きな店です。
もちろん中古車査定や中古車買取りも行っていて、彼自身も中古車買取り査定に出掛けることもあるそうです。
そして、やはり一括中古車査定サイトと提携もしているそうで、彼の店では3社の一括中古車査定サイトと提携しているとのこと。
彼が入社した5年前は、一括査定サイトからの査定依頼が来て査定して買い取る中古車は、全体の2割ほどだったそうですが、最近は半分以上が一括中古車査定サイト経由だそうです。
一括中古車査定サイトはいくつもあるのに、何で3社としか提携してないの?と聞いた所、以前は6社と提携していたことがあったけれど、実際に買い取れる中古車の数が3社の時とあまり変わらなかったから、だそうです。
ちなみに現在提携している3社の中でダントツに査定依頼の多いサイトがあるのですが、ここで書くと色々と問題が・・・私がオススメしている3つの査定サイトのウチの1つとだけ言っておきます。スミマセン。

中古車査定NEWS

走行過多でも高く買い取る車種

私が中古車オークショ運営会社に勤めていたときから、4WD車とハイエースは、走行距離が多くても高値で取引されていました。
現在もその傾向は変わらないようですが、それ以外で走行過多でも高値で売れる車種を聞いてきました。
ただ、走行距離が多い車は古いモノが多く、売り手(オーナー)は「こんなに古い車だから二束三文だろうなぁ」と先入観を持っていることが多いそうです。そこに中古車買取り店はつけこみ、「もうこの車は古いので値段がつきませんねぇ、本来なら廃車手数料を頂かなければならないのですが、今回は特別にウチで負担しますので」と言ってタダ、あるいは超格安で車を引き取ります。
しかし、その車はオークションで売れば数十万円の落札額が付くと思われる車。
一般の方々が本来の価値を知らないのを良いことに、このようにして中古車を買い取る業者もいます。
この手口(と言ったら大げさですが)を防ぐ方法はひとつ。
絶対に自分で中古車買取り店などに持ち込まないこと!です。何てったって中古車買取り店の人間が言ってることですから間違いないです!
中古車買取店に持ち込んだ時点でもうアウェーで試合するようなものです。

で、彼から聞いた走行過多でも高く買い取る車種ですが・・・

トヨタハリアー

トヨタハリアー
ハリアーと言っても、現行のカッコイイやつじゃなくて(現行型も人気車ですから高く売れますよ)もっと古~いものです。
それこそ平成13年とかの10年オーバー選手。
平成12年にハリアーはエンジン排気量が2400ccになり、パワフルになりました。これが海外の新興国市場で、未だ人気があるらしいのです。
平成12年(2000年)ですと、もう17年落ちですから買取価格なんて無いでしょう!と思いがちですが、海外の中古車買取業者が買っていくみたいなのです!そのため、モノによっては20万円くらいの買取価格が付くこともあるそうです。

日産サニー

日産サニー
今は無き名車、サニー。カローラと販売台数を競っていたこともありましたが、今はもう絶版車・・・
実はウチのオヤジが乗っていました。
私が中古車オークション運営会社に勤務していたときは、サニーが高価で取引されることはほとんど無く、海外の中古車業者が買っていくこともありませんでした。
が、ここ最近、海外業者が良くサニーを買っていくそうです。
理由は丈夫で安いから。
サニーのような車種は絶版車になっても価値が上がらないので、オークション価格も安く推移します。しかしクルマ自体は名だたる日産を代表する大衆車ですから、丈夫で長持ち。こんなクルマ、海外の業者が放っておくはずがありません。
最終型の平成16年(2004年)のサニーでも、10万以上の買取価格になるそうです。

日産セフィーロ

日産セフィーロ
平成6年に3ナンバーサイズになり、室内が広くなったセフィーロ。この大きなサイズのセフィーロが、走行過多でも比較的高値で買い取ってもらえるようです。やはり海外中古車業者が買って行くようで、主にアフリカ諸国でタクシーとして需要があるそうです。
たとえば平成15年(2003年)のセフィーロですが、走行過多でも10万以上の買取価格になることがあるそうです。

トヨタカムリ

トヨタカムリ
このカムリ、今でも売れている(特に北米で人気ですね)車種ですが、現行型は中古車オークションでも思ったより高値が付きにくい傾向にあるようです。最近はカムリやマークXのような車は、日本ではあまり人気が無いようですね。
ですが、カムリの古い型(平成15年式など)は、日産セフィーロと同じ理由で海外の中古車業者が買っていくそうです。
やはりセフィーロと同じく、10万以上の買取価格が期待できそうです。

海外の中古車買取業者に人気の車

走行過多でも高く買い取れる車は、基本的に海外の中古車買取業者が買っていく車なのです。これは昔も今も変わりません。
ですから、不整地の多い新興国では4WD車が人気、というか必要とされますし、一般の人が車を所有しにくい発展途上国などでは、乗り合いバスとして利用されるハイエースなどが人気なのです。

まだまだ走行過多で古い車でも、意外と高い値段が付く車種はあります。
「どうせ古くてたくさん走ってるから、値段なんか付かないだろうなぁ・・・」なんて思わずに、一括中古車査定に出してみましょう。
でも、ディーラーや中古車屋さんに持って行ったり、1社だけに査定を依頼しないでください。
絶対に「本来なら廃車手数料を頂くのですが、今回は特別に・・・」と言われます。
ひょっとしたら10万円になるかもしれないのに、本当にもったいないです!

余談ですが、走行距離が少なくて程度が良くても高値が付きにくいのが「2代目プリウス」だそうです。
ハイブリッドカーは海外ではメンテナンスが出来ないため、海外の中古車業者は買いません。
また、古いハイブリッドカーはパーツ自体の価格が高いため、修理費が嵩むことがあるのです。しかも現行のプリウスに比べると燃費性能は劣るため、わざわざ古いプリウスを買う人は居ないんですね。そりゃそうだ。
そんな理由で、2代目プリウスは、高価で買い取ることが難しいそうです。

まだまだ色々な面白い話が聞けたので、ボチボチ紹介していきますねー。