ヘッドライトウォッシャーは必要なんスか?

ヘッドライトウォッシャーは必要?

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ヘッドライトウォッシャー、付いてるクルマ、付いてないクルマ

ヘッドライトウォッシャー、付いてるクルマありますよね。
あれって、別に付いてないとアカン!とかではないのですが、まぁ、費用の面が一番大きいと思うのですが、高級車には結構装備されてたりしますね。ウチの車は安い大衆車なので、こんな豪華装備(笑)は付いてないんですが、最近はこのヘッドライトウォッシャーが付いているクルマが増えたような気がしませんか?

一昔前は、オフロード車専用の装備みたいな感じで、オフ車には必ずヘッドライトウォッシャーが付いていました。(今も付いてます)そしてオフ車だけでなく、高級車にもこのヘッドライトウォッシャーがオプションで装備されるようになったのですが、しばらくしてあまり装備されなくなっていきました。
それはナゼかというと、あのウォッシャーノズルの組み込んである箇所がボコッと出てしまったり、小さなノズルがヘッドライトの下側に存在したりしてデザイン上よろしくない!というコトだったんです。また、昔のボルボの用に、ヘッドライトが垂直に全面を向いているクルマは泥などが付きやすいので、ウォッシャーでのはヘッドライトを洗浄するのは効果的なのですが、最近のクルマのヘッドライトは流線型デザインになっていて、泥などが落ちやすいんですね。
要するに「デザイン的にかっこ悪くなるから」という理由で一時期廃れたのです。

ですが、2009年10月24日に発表された「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」により、2000ルーメン以上の明るさのヘッドライト、および配光可変型前照灯(カーブ通過時などにハンドル操作に合わせて自動的に進行方向へ光を照射するヘッドライト)を装備するクルマにはヘッドライト洗浄装置の搭載が義務づけられたんです。

前照灯洗浄器及び前照灯洗浄器取付装置の技術基準

1. 適用範囲

本技術基準は、自動車に備える前照灯洗浄器及び前照灯洗浄器取付装置に適用す
る(保安基準第32条第13項関係)。
なお、本技術基準は、車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な
装置及び部品に係る統一的な技術上の要件の採択並びにこれらの要件に基づいて行
われる認定の相互承認のための条件に関する協定に基づく規則第45号と調和したも
のである。

2. 定義

2.1. 「前照灯洗浄器」とは、保安基準第 32 条第9項の前照灯洗浄器をいい、前照灯
のレンズ面の全部又は一部を洗浄するために自動車に備える装置をいう。

2.2. 「前照灯洗浄器及び前照灯洗浄器取付装置」とは、保安基準第 32 条第 10 項の
自動車に取り付られた前照灯洗浄器をいい、前照灯洗浄器及び前照灯洗浄器の取付
けに係る装置をいう。

2.3. 「洗浄液容器」とは前照灯洗浄器で用いる洗浄液を貯えるための部分をいう。

3. 一般要件

3.1. 自動車に取り付ける前照灯洗浄器は、別添 55 の前照灯洗浄器の技術基準に適合
するものでなければならない。

3.2. 前照灯洗浄器は、次の要件に適合するように取り付けられなければならない。

3.2.1. 主要なすれ違いビームを発する全てのすれ違い用前照灯を確実に洗浄するも
のであること。ただし、3つ以上の走行用前照灯がある場合には、これらの前照灯
の内、少なくとも2つの走行用前照灯を洗浄するものであればよい。

3.2.2. 洗浄液容器を備える自動車にあっては、洗浄液容器は、ウインドスクリーン
ウォッシャとリヤウインドウォッシャの洗浄液容器と兼用式であってもよい。洗浄
液容器は、次に掲げる要件に適合するものであること。

3.2.2.1. 洗浄液容器は、容量等級 50 の前照灯洗浄器について、少なくとも 50 回の
洗浄に、容量等級 25 の前照灯洗浄器について、少なくとも 25 回の洗浄に十分な容
量を有するものであるであること。洗浄液容器が、ウインドスクリーン・ウォッシ
ャ又はリヤウインド・ウォッシャの洗浄液容器と兼用のものである場合にあっては、
洗浄液容器の容量は、さらに1リットル増加させること。

3.2.2.2. 洗浄液容器は、液量を容易に確認可能な構造であること。洗浄液の補給口
は、容易に手が届く位置にあること。

3.2.3. 前照灯洗浄器及び前照灯洗浄器取付装置の部品は、前照灯の調整及び電球の
交換を妨げない構造であって、かつ、簡単な工具で取り外せるものであること。
前照灯洗浄器は、作動中を除き、他の灯火装置及び指示装置の機能を損なうもの
ではないこと。
前照灯洗浄器は、正常に機能している場合において、系統的に他の灯火装置及び
指示装置の照明部に汚れも堆積させない構造であること。

3.2.4. 前照灯洗浄器の操作装置は、運転席から操作可能であること。ただし、前照
灯洗浄器の操作装置は、ウインドスクリーン・ウォッシャ、窓拭き器その他の洗浄
装置の操作装置と兼用のものであってもよい。

恐らくこれも以前記事にした「回転部分の突出禁止規制および排気管の開口方向規定の改定について」と同じく、外圧によって義務づけられたものだと思うのですが、最近のLEDライトはヘッドライトが熱くなることがありませんよね。ハロゲンライトみたいに熱を持つモノであれば、ちょっと雪が付いたとしても溶かすことができそうですが、LEDライトはまったく熱くなりませんからね、雪や薄氷が付着したらそのままでは落ちません。そこでヘッドライトウォッシャーの出番です!
が、そんなに寒くならない関東などだったらまだしも、雪の多い地方ってヘッドライトウォッシャーの水の威力で事足りるんでしょうか?
いや、絶対無理ですよね。へんだなあ・・・と思っていたら、ヘッドライトウォッシャー設置義務化の主な理由は「ヘッドライトの汚れによる乱反射の防止」だそうです。
そりゃそうですよね、雪がヘッドライトに大量に付着していたら、ちょっと水を吹いたくらいじゃ落ちるわけありません。
リトラクタブルとかにしないと無理ですよね。
そう言えば、あんなに流行ったリトラクタブルライトのクルマ、最近はまったく造られなくなりましたねぇ。
結構好きだったのになぁ。
スーパーカーはヘッドライトがリトラクタブルじゃなきゃダメ!って決まりがあるかのごとく、スポーツカーはみーんなリトラクタブルでしたからね。
そろそろまた流行らないかな?リトラクタブルヘッドライト。